「運動脳」という運動と脳の関係について興味深い本を読みました。#有益情報 #運動脳

query_builder 2024/05/29
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運動脳という興味深い本を読みました。


私たちが運動すると心地よく感じるのはなぜか?運動と脳の関係を紐解いていきます。


人類の歴史1万2000年、それを1日に短縮すると、私たちは午後11時 40分まで狩猟採集生活を送っていた。
そして工業化社会が始まったのは、200年前の午後11時 59分 40秒、インターネットにつながったのは午後11時59分59秒。 1日24時間のうちの最後の1秒である。


実は、私たち人類は本質的には1万2000年前からほとんど変わっていないのである。
私たちの祖先は、現代人よりもはるかに活発に動きまわっていた。
理由は体を動かさなければ食料を手に入れることも、生き延びることもできなかったからだ。そのため、私たちの体は動くのに適したつくりになっており、脳も例外ではない。
ところが、ここ200年でそれまでの生活習慣は一変してしまった。
人類の進化が何万年もの年月をかけて緩やかに進むことを考えると、私たちの生活様式は、脳の進化のスピードをはるかにしのぐ速さで激変したことがわかる。
私たちの脳と体はもともと環境に適応するつくりになっているが、その環境があまりにも急激に変化したため、追いついていない現状にあるのである。


生物学的には、私たちは本来、狩猟採集民で脳は今もまだサバンナで暮らしている。そして、私たちが活発に動くことに、脳は何より敏感に反応する。
面白いことに、私たちの脳には「報酬系」と言われる”生存の可能性”を増やした行為と同じことをすれば、脳内の情報伝達物質が放出されて快感を与えてくれるので、その行為をまた、繰り返したくなるというメカニズムが残っているのである。
例えば、私たちがランニングや運動の後に心地よい多幸感を味わうことができるのは、脳は食べ物や新しい住み処を探していたのだと解釈し、生存の可能性を増やす行為をしたとして、報酬という多幸感を与えてくれるのである。


そう考えると、私たちはサバンナには戻れないが、外に出て走ったり、ジムに通ったり運動することはできる。

さあ、脳と体の健康のために、30分のウォーキングから始めたらどうだろう。
運動は、副作用が一切ない薬だ。根気よく、あきらめず、運動を習慣にすれば、少しだけ気持ちが滅入っている時でも、苦悩を抱えている時でも晴れやかな気分になれるのである。



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パーソナルコンディショニングスポーツジム ソラーレ志木

住所:埼玉県志木市幸町1-5-20
ポプルス志木404

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