誤嚥性肺炎(自分で予防するシリーズ9) #自分で予防する #機能改善 #嚥下機能 #誤嚥性肺炎

query_builder 2024/06/21
自分で改善する 機能改善
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誤嚥性肺炎を自分で予防する。( 自分で予防、改善するシリーズ9)

最近、知人が「誤嚥(ごえん)性肺炎」で急死した。
誤嚥性肺炎とは何なのか、なぜ起こるのか、防ぐにはどうすればいいのか、自分で予防・改善するためのポイントなどをパーソナルトレーナー目線から解説しますので、ぜひ参考にしてください。

1、誤嚥性肺炎とは
 食べ物が食道ではなく気管に入ってしまった場合、通常、むせて気管から排出する反射機能が働くが、この機能が鈍ってしまうと気管に入り込んでしまった食べ物(誤嚥)を排出できず、結果として誤嚥性肺炎を起こすことになる。日本では誤嚥性肺炎が死因の6位であり、年間約4万人が亡くなっているといわれています。

2、嚥下障害は予防が大切
 食事中にむせやすくなる、のどが詰まるなどのような違和感がある、せき払いが増えるなど感じる人は「飲み込む力」(嚥下機能)が衰えているのかもしれません。嚥下機能の衰えは気がつきにくく、表面化するのは70歳頃からですが、飲み込みに関わる筋肉は40歳頃から衰え始めると言われます。
嚥下機能の低下を防ぐには、早期からトレーニングを始め「のどの力」を維持・向上させることが大切です。
医療では明らかに嚥下機能が悪くならないと訓練を開始しません。しかし、老化に伴って嚥下障害で重症化に陥ってしまうと、体力や理解力も低下し、元に戻れるほど十分なトレーニングができなくなってしまいます。

3、摂食嚥下のメカニズム
 「摂食嚥下」とは食べ物を認識してから、口に取り込み、咀嚼し、咽頭・食道を経て胃へ送り込む一連の機能を指し、次の5つのステージに分かれます。  

(1),認知期
  食べ物を認知し、口の中に取り込む  

(2),口腔準備期
 食べ物をかみ砕き、かたまりにする  

(3).口腔送り込み期
 舌が口蓋(前歯の裏)に押し付けられ、食塊を咽頭に送り込む  

(4).咽頭期  

  嚥下反射そのものであり食べ物を咽頭から食道へ運ぶ。咽頭通過は約0.5秒以内と一瞬ですが、まさに「誤嚥」が起きる嚥下の最重要ポイントです。  

(5).食道期   

 食塊が蠕動運動によって胃へ運ばれる

4、嚥下障害を予防する「のどトレ」
 嚥下に必要な首周りの筋肉を強化する「のどトレ」3選

その1.トレーニング名:頭部挙上運動  

方法:仰向けになり、両膝を立てる。      

   息を吐きながら、首周りの筋肉を使って足指を見るようにゆっくり頭を上げたら、息を吸いながら、ゆっくり戻る。      

  これを10回程度繰り返す。


 その2.トレーニング名:あご引きタオルつぶし運動   

方法:仰向けになり、両膝を立て、首の下にタオルなどを丸めておく。     

   息を吐きながら、首周りの筋肉を使って足指を見るようにあごを引きながら、首下のタオルを潰すように力を入れたら、息を吸いながら戻る。     

   これを10回程度繰り返す。

 

その3.トレーニング名:飲み込み「ごっくん」運動    

方法:食べ物を飲む込みときにのどに手を当てると、のど仏が上下に動いたり、あごの下に力が入ったりするのが分かる。       

  まずは水を飲むなど意識的に飲み込む動作を行い、次第に水がなくても「ごっくん」と飲み込む動作ができるようにする。      

1日10回程度のトレーニングで飲み込み力の強化が期待できます。



また、パーソナルジム ソラーレ志木のサービスメニューは、
・肩、腰、膝など関節痛の機能改善をメインとするパーソナルトレーニング

・65歳以上のシニアを対象とし、シニア特有のご要望やお悩み改善をするパーソナルトレーニング(シニア)
・ストレッチとリラックゼーションでお体を整えるボディーケア
・パーソナルトレーナーがお客様のご自宅にお伺いし、ご要望の達成に向けた身体機能の改善を行う在宅パーソナル
となります。

なお、在宅パーソナルの対応エリアは、志木市、朝霞市、和光市、新座市、富士見市となりますが、対象エリア以外の方は、一度、ご相談をお願い致します。詳細は、ホームページのサービスメニュー(https://solareshiki.com/menu/)でご確認をお願いいたします。



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パーソナルコンディショニングスポーツジム ソラーレ志木

住所:埼玉県志木市幸町1-5-20
ポプルス志木404

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