ギックリ腰のお客様の痛みが改善できた。
先日、腰背部の辛い痛みで寝返りもできないので、なんとかしてほしいというお客様(75歳、男性)がお見えになりました。
カウンセリングでお話をお聞きし、フィジカルチェックで改善に向けて、進めていきました。
1.カウンセリングとフィジカルチェックでわかったこと
・機序は特になく、一週間ぐらい前から次第に痛みが強くなってしまい、寝返りするのに苦労するようになった。
・腰背部の下部腰椎から胸腰移行部にかけて痛みがある(左右差はない)。
・整形外科でレントゲンの結果、骨の異常はない。
・下半身に痛みやしびれは出ていない。
ということを確認し、発症から急性期は過ぎているので、リハビリには特に問題はないと考え進めていきました。
2.原因の仮説
骨盤周りの筋肉のアンバランス(ゆがみ)でストレスが発生・蓄積していき、特に「多裂筋」という筋肉にストレスが蓄積していき、拘縮と滑走性の低下で痛みに繋がった。
3.フィジカルチェックとコンディショニング
多裂筋の走行に沿って走る周辺筋(腰方形筋、最長筋、腸肋筋、大腰筋)、体幹(腹横筋、腹直筋、内外腹斜筋)、広背筋、梨状筋など骨盤周りの筋肉も含めゆがみの有無について、チェックを行った。
(1).わかったこと
・(左)の大腰筋に抑制弱化と圧痛が確認できた。
・(右)の腰方形筋に抑制弱化と起始部に圧痛が確認できた。
・(左)/(右)の内・外腹斜筋の抑制弱化が確認できた。
・(左)梨状筋拘縮と(左)仙腸関節の固着があった。
・腰背部の多裂筋の走行に沿って痛みがある。
・ペルビックチルト(骨盤の前傾、後傾)で多裂筋の収縮・伸長を繰り返すと、痛みが軽減する。
(2).コンディショニング アプローチ
まず骨盤周りのゆがみを整え、再発防止の筋トレまで実施した。
・(左)仙腸関節固着の原因となる(左)梨状筋拘縮の改善と、誘因の周辺抑制弱化筋(大腰筋・大腿筋膜張筋・大臀筋・内転筋・中臀筋)の促通と再発防止のための筋トレを行った。
次に腰背部の筋肉を整えた
・(右)腰方形筋のストレッチとモビライゼーション
・ 最長筋、腸肋筋のモビライゼーション
・ 多裂筋のモビライゼーションと促通、滑走性を向上させるペルビックチルト
・ 左右の内・外腹斜筋の促通と筋トレ
・ 腹横筋の活性化と安定化(スタビライズ)
・ 最後に、体幹の活性化と安定化(スタビライズ)
4.最終事後チェック
骨盤周りの筋肉のバランスが整って、多裂筋の滑走性が向上したので、痛みに繋がる原因が根本改善されたので、寝返りの痛みはすっきり改善された。
5.原因と再発防止について
(1).痛みの原因は、
痛みのあった場所に原因があったわけではなく、(左)骨盤周りの筋肉のマイナス骨連鎖やマイナス筋連鎖による抑制弱化のため、(左)梨状筋が拘縮し、(左)仙腸関節の固着に繋がった。トリックモーション(代償動作)のため、腰背部の筋肉にイレギュラーなストレスが発生し、多裂筋と周辺筋の拘縮で滑走性の低下に繋がり、ある一定の閾値を超えたときに痛みの発生となった。
(2).再発防止
予防するには、日頃から筋肉にゆがみが発生しないようコンディショニングで筋肉バランスを整えておくことが大切です。
なお、自覚症状のない筋肉のゆがみでも、フィジカルコンディショナーが行うゆがみチェックで自覚化(見える化)することができます。
パーソナルコンディショニングスポーツジム ソラーレ志木
住所:埼玉県志木市幸町1-5-20
ポプルス志木404
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