腰痛は、筋バランスを整えるコンディショニングで改善できる。#腰痛改善 #コンディショニング #仙腸関節

query_builder 2024/10/09
腰痛 コンディショニング 機能改善 膝痛 坐骨神経痛
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腰痛は、筋バランスを整えるコンディショニングで改善できる。

腰痛は、多くの人々にとって日常生活に深刻な影響を与える症状の一つです。
改善のために重要なことは、安易にマッサージや電気治療などの対症療法に走るのではなく、痛みの原因を明らかにして、根本解決を図ることだと考えます。
腰痛の主な原因としては、椎間関節性、筋筋膜性、皮神経そして、仙腸関節に起因するものとに分類されます。今回は、筋筋膜性と仙腸関節の複合型に対しコンディショニングを使った改善となります.。ややパーソナルトレーナー目線からの内容となりますがポイントは筋肉のバランスです。是非参考にしてください。

1.コンディショニングとは
コンディショニングの基本的な考え方は、運動器系の痛みの原因は、筋肉のアンバランス(ゆがみと言う)から起因することが多いので、筋肉のバランスを整えることにより、痛みの予防・改善に導くものです。

補足すると、人間の体には「マイナス骨連鎖」、「マイナス筋連鎖」というものがあり、普段の生活動作や運動動作によってマイナス連鎖によって筋肉にゆがみが発生します。しかし、自覚症状がないため放っておかれるので、筋肉は代償動作(トリックモーション)を起こし、次第にストレスとなって蓄積されていき、終には痛みとなって発現してしまいます。
腰痛の場合、骨盤周りの筋肉のゆがみが仙腸関節の固着で仙腸関節痛となり、また、その影響で周辺の筋膜や筋肉に連鎖が波及していき、次第にストレスとなって蓄積されていき、最終的にはギックリ腰などの痛みとなってしまいです。

2.コンディショニングアプローチについて
(1).筋肉へのゆがみチェックで短縮や抑制弱化などのバランスを確認します。なお、自分ではわからない自覚症状のないゆがみでも、パーソナルトレーナーが行う「ゆがみチェック」で見える化ができます。
(2).バランスが崩れていたら、バランスを整えるコンディショニングを行い、一旦、バランスを整えます。しかし、この状態ではリバウンドし易いので、筋肉と脳に覚え込ませる筋トレと動作の学習を行い再発防止を図ります。

 コンディショニングは、痛みの原因を根本改善し、再発しにくい体にすることができるのが特徴です。
 
3、腰痛へのコンディショニング例
 骨盤は体のほぼ中心にあり、骨盤のゆがみは下半身や上半身にも少なからぬ影響を与えるので、最優先に整えることとしているが、アプローチは、ゆがみチェックで筋肉のアンバランスの有無を確認し、バランスが崩れていたらコンディショニングで整えます。

(1).ゆがみチェック
 骨盤周りの筋肉と骨格について、筋肉のバランス、仙骨の位置と角度、仙腸関節の可動性(ストークテスト)などを確認します。

 経験上、特に多いと感じるのは、左側梨状筋の過緊張と仙腸関節の固着(不動)に伴う腰痛と仙腸関節痛です。
①.筋筋膜性腰痛
 ・左側梨状筋の過緊張によって、仙骨に左方への牽引力が働き左側腸骨に衝突してしまい左側仙腸関節の固着となる。そのため、骨盤周辺の筋肉には、代償動作と筋筋膜性の抑制弱化も波及し、ストレスとなって蓄積されていき、終には痛みとなって発現する。
②.仙腸関節の痛み
 仙腸関節は小さな動きをしているとされており、固着(不動)することで関節内に存在するセンサー(侵害受容器)から、脳に対し信号が送られて発痛となる。
 
また、梨状筋の過緊張は、隣接直交する坐骨神経にも影響を与え、座骨神経痛となって下肢に痛みやしびれとなることがあります。

(2).コンディショニングアプローチ
 ・梨状筋の過緊張に伴う仙腸関節の固着を改善するには、梨状筋を緩めて仙骨のうなづき運動(ニューテーションとカウンターニューテーション)により仙腸関節の可動性を出します。
 ・梨状筋を過緊張させる原因である同側の骨盤周りの抑制弱化筋(大臀筋、中臀筋、大腿筋膜張筋、内転筋、大腰筋など)や胸腰筋膜を介して関連する筋肉のゆがみなども確認し、コンディショニングで整えて再発防止の筋トレで腰痛の根本解決を図ります。

※なお、これは腰痛に対する一つの方法であり、すべての方に当てはまるとは限りませんので、ご承知おきください。

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パーソナルコンディショニングスポーツジム ソラーレ志木

住所:埼玉県志木市幸町1-5-20
ポプルス志木404

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